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五島列島・伊豆大島との交流授業(7/14)

長崎県 五島列島の久賀島にある「久賀中学校」さん、東京都 伊豆大島にある「大島町立第二中学校」さんと、それぞれテレビ会議で接続して、遠隔交流授業をおこないました。

海士町も含め、3ヶ所とも「ジオパーク」に認定されている離島です。

1年生 総合的な学習の時間「ジオパーク学習」の学習発表の場として、互いの地域の特色について発表し合いました。


久賀中学校のある五島列島 久賀島は、海士町と同じくらいの面積の島です。

五島牛と呼ばれるブランド牛を飼育したり、田んぼでお米をつくっていたりと、海士と似た産業・暮らしがある一方で、人口は約300人と少なかったり、世界遺産に認定されているキリスト教の旧教会があるなど、全く異なる側面もあることが発表から伝わり、生徒たちもおもしろがっていました。

久賀中学校との交流の様子



大島町立第二中学校のある伊豆大島は、隠岐諸島と同じ「火山島」です。
海士町よりも大きく(海士町 約34㎢ 伊豆大島 約91㎢)、人口も約3倍(海士町 約2,300人 伊豆大島 約7,100人)です。

隠岐と同様に、海産物やダイナミックな自然が特徴なのですが、同じ海産物でも伊豆大島では金目鯛・くさやが有名だったり、火山灰から成る砂漠があったりと、こちらもまた発表を通して地域の違いが浮かび上がり、楽しい交流となりました。

大島町立第二中学校との交流の様子


本校の生徒たちは、サザエや岩牡蠣をはじめとする海産物、隠岐牛、本氣米のことを3チームに分かれてそれぞれ発表しました。

調べたり、地域の各所にお伺いして学ばせていただいたことを、海士のことをあまり知らない同年代の子たちにわかりやすく伝えるにはどうすればよいか、工夫の凝らされた発表でした。


今後も、このように他地域の同世代と交わる学びの機会をつくっていければと思います。