応急手当 実技講習(2/28)
2年生は体育の保健分野の学習で、『傷害の防止』について学んでいます。
(ここまでは、[傷害の原因と防止][交通事故の現状と原因・防止][犯罪被害の防止][自然災害に備えて]の学習をしてきました。)
傷害の防止について、前回は[応急手当の意義と基本]を学習し、「きずの手当て」の基本を確認しました。
今回は、[応急手当の意義と基本]の第二弾として、消防署の職員をお招きし「心肺蘇生法」と「AEDを用いた手当」について学習しました。
署員の方はまず、生徒に分かりやすいように救命処置の重要性など、大切な事を一つ一つ動画で確認してくださいました。
そして、確認後は119番通報のやりとりを署員の方と生徒でやってみたり、人形を使っての心肺蘇生法やAEDの操作を署員の方に見守っていただきながら生徒がやってみたりしました。
時間がたつにつれて心肺蘇生法やAEDを使用しての実習を、生徒は「やってみよう」としていました。
署員の方に指導していただきながら、和やかな雰囲気で実習は進んでいきました。
目の前に本当に傷病者(意識を失って倒れている人)が見られた際には、今日の実習のように行動することはできないかもしれません。
それでも、目の前に本当に傷病者が見られた際には、今日、教えていただいたことで自分に何ができそうかよく考えてみてほしいと思います。
〔生徒の感想から〕
・今日、実習を受けて最初は胸骨圧迫やAEDの使い方を全く知らなかったので、知ることができてよかったです。これからもし、倒れている人がいたら、近くにいる人と協力して、今日習ったことをもとに応急手当をやりたいと思いました。
・実際にAEDを使ったり心臓マッサージをしたりして、正しく心臓マッサージを行うことが大事で、周りの人と協力して傷病者を助けたいと思いました。マネキンだから今日はできていたけど、本物の人にやるとなると人の命がかかっているので、絶対に間違えないようにしたいです。