【全校総合】市川力さんと一緒にFeel度 Walkと知図づくりをしました!(5/8)
総合的な学習の時間では(特に)「探究的な学び」という言葉を耳にします。
では一体「探究」とはなんなのか?
どんなことが「探究」するにあたって大切なのか?
そんな問いについて考えるために、一般社団法人みつかる+わかるの市川力さんをお招きし、全校生徒・教職員にワークショップをしていただきました。
まずはじめに、オリエンテーション。
・探究とは「『探』検」と「『研』究」の2つの感じから成り立っていて、変化が大きく先の見えない時代においては、答えの決まっていることを勉強する(=研究)だけではなく、先の見えないなりゆきを追いかける「探検」がより一層重要になってくる。
・「探検する」には「歩く」ことがとっても大事。
・「歩く」という字は「少し」「止まる」と書く。少し止まりながら進めば、観察の感度(Feel度)が上がってくる。
・なので、今日は少しずつ止まりながら歩き、「なんとなく」気になるものを「とりあえず」写真に撮って「あてもなく」追いかけよう
というお話をいただきました。
そのあと、25分間学校の敷地内を歩いて、なんとなく気になるものを写真に撮る「Feel度 Walk」をおこないました。
(Feel度 Walkとは?についてはこちらの記事をご参照ください)
25分後、体育館に戻ってきたら「スケッチ」の時間です。
タブレットに納めてきた「なんとなく気になるもの」のなかから1つを選び、写真を見ながら模造紙に絵を描いていきました。
「普段過ごしている学校のなかに、そんな真新しい発見があるのかな?」と半信半疑だった参加者もいたと思うのですが、描いた絵をみんなで共有してみると、驚くことにほとんど全員がちがう発見をしていました。
授業の最後には「Feel度 Walkと知図づくり(スケッチ)は、探究していくための素地となる好奇心やマインドセットをほぐしてくれる『ストレッチ』のようなものだよ」という説明をいただき、最後に全員で記念写真を撮って授業は終了しました。
すぐに結論や答えに辿り着こうとするのではなく、自分の「なんとなく気になるぞ」というアンテナを大事にしながら、少しずつ学び歩んでいくことの大事さを、生徒も教職員も学ばせていただきました。
今回の授業を第1回目として、次回以降は各学年の総合的な学習の時間がスタートします。
生徒たちと一緒に、「探検心」を大切にしながら、思う存分この島で探究したいと思います!
遠路はるばるお越しくださった市川さん、ありがとうございました!