家庭科 私たちの衣生活(1/18)
2年生の家庭科で、衣服の適切な選択や着用、衣服の計画的な活用などについて学んでいます。
その学習の中で、今日は「衣服や布を有効活用して生活を豊かにしよう」をテーマに、衣服の再利用や無駄なく使う方法について考えました。
また今回は、「古着を通して地域の人が交流できないか」ということについて考えてきた島前高校生にも来ていただき、中学生と作品(古着を再利用した作品)を作ったり、そのような取り組みが自分の生活をどのように豊にするのか一緒に考えたりしました。
まずは、古着を使ってのエコバック作りに取り組みました。
このエコバックは、針や糸を使って「縫う」という作業なしで作ることができるものです。
そして、買い物袋が有料になった現在、どの家庭でもあれば喜ばれるのがエコバックです。
高校生と一緒になって、エコバックを作ることで、中学生は「衣服や布を有効活用して生活を豊かにする」ということがどういうことなのか考えました。
生徒の振り返りを紹介します。
〔生徒の振り返りより〕
服を買ったり手に入れたりする時に、その服が長いルートを通って自分の手元に来たことを意識して、自分が使った後も次のルートにつなげられるように大切に使う。
服が着られなくなった時に、そのままの服として利用する。→下の子にあげる、他の人にあげるなど。
布として再利用する。→雑巾にする、リサイクルするなど。
そのような方法があることを知ることができた。
エコバックを作ってリメイクすると、簡単に作れて、また別のものに変わるというおもしろさがありました。
服を使わなくなったら保存したり捨てたりするだけではなく、リサイクルやリメイクしたり、誰かにあげたりするとロスにならずみんなが喜ぶので、次からリメイクするかどうかも考えたい。
実際に古着からエコバックを作る作業を通して中学生は、衣服や布を有効活用することで生活に変化を起こすことができるということを感じることができた1時間でした。
島前高校生のみなさん、ご協力ありがとうございました。
中学生は作業中の高校生との会話もあって、振り返りに様々な考えが芽生えたように思います。