地震疑似体験(3/8)
海士中学校に[地震体験車]を招き、生徒に地震の疑似体験をしてもらいました。
今回の疑似体験は、1・2年生を対象に行いました。
まずは、震度4の揺れを体験。
「ジェットコースターの最初の上り坂を登る時みたいな感じだ。」
という声が聞こえてきました。
揺れを体験する生徒も、落ち着いているように見えます。
次は、震度7クラス(それ以上)の揺れを体験しました。
「関東大震災(1923年)」
「阪神・淡路大震災(1995年)」
「東日本大震災(2011年)」
「熊本地震(2016年)」など
日本で発生した過去の大きな地震を体験することができ、揺れの大きさだけでなく、揺れ方やその時間についてもあわせて知ることができました。
体験後、考えてみました。
「地震が起こった際に、自分たちはどのような行動を取るとよいのか…」
震度7クラスの地震を体験できた生徒は、
「大きな地震発生直後は動くことができない状態になる。
その中で、自分の命を守る最善の方法を選択することが最優先になる。」ということに気づくことができました。
〔生徒の感想から〕
・車で地震を体験したからあまり怖くなかったけど、実際自分の家で起こると怖いと感じた。食料や飲み物、防寒着を準備しておく。もしも地震が起こった時に、冷静に対処できるようにする。(2年生)
・震度7の地震が来たら、立っていられないと思った。もしもそのような地震が来たら自分の身を守る行動を早く取りたい。(2年生)
・避難場所が分からないから調べておきたい。水と食料を備蓄する。どこに逃げるかもだけど、起こったすぐ後に隠れる場所も把握して起きたい。(1年生)
・年明けに大阪で震度3くらいの地震を体験したことがあったけど、今回体験した熊本地震と比べると熊本地震の方が断然大きかった。これからは、いつ地震が起こってもおかしくないことを頭に入れて過ごしていきたい。(1年生)
自然災害は、いつ何時、どのように起こるか分かりません。
日頃からの備えが大切になることが今回の体験であらためて分かりました。