為末大氏講演会
9月19日(木)の3,4校時に、為末大氏の講演会を行いました。
為末氏は スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者で、男子400メートルハードルの日本記録保持者(2024年9月現在)です。
今回は為末さん自身の選手としての経験をもとに、生徒とのコミュニケーションも交えながら楽しく、分かりやすく語ってくださいました。
為末さんから生徒へのメッセージは2つ。
一つ目は、夢中になること。
何かに夢中になるのは、とても大きな力になります。なんでもいいから夢中になれることを見つけて、ぜひそれに夢中になってほしい。
二つ目は、「人は変わる」ということ。
そして自分が変わるということは、世界が変わること。「人は変わる」と思っている人は変わる。そういう瞬間が来る。
為末さんは、初めて出場したシドニーオリンピックの400メートルハードル種目で転倒してしまい、ひどく落ち込んだ時もあったそうです。しかし今は、「転んだ」ことがあるから今の自分がある、という考え方に変わったそうです。「転んだ」というできごとは変えられませんが、その意味は自分が変わることで変えられる、と、自身の経験をもとに語ってくださいました。
生徒たちの今後の生き方や考え方について、大きな指針となった講演会でした。