救急救命講習(3/7)
2年生の保健(体育)の学習で、[応急手当の意義と基本]について学びます。
まず、応急手当の意義と基本的なところを座学で学びました。
そして、この日は[心肺蘇生法]と[AEDの使い方]について、消防署から2名の署員にお越しいただき、実技講習をしていただきました。
まずは、座学で学んだことをもう一度確認しました。
応急手当の開始時間と救命の可能性について、居合わせた人が救命処置をした場合としなかった場合では、救命の可能性がどのように変化するのか。
動画を見ながら確認することで、生徒の緊張感が高まった状態で実技講習に入ることができました。
そして、心配蘇生法とAEDの使い方について、説明を受けながら実際にやっていきます。
はじめは、教科書に掲載されている手順や説明を見ながらの実技となりました。
しかし回数が重なると、教科書を見なくてもスムーズにできるようになり、友達の様子を見て具体的なアドバイスもできるようになりました。
生徒の感想を掲載します。
〔生徒の感想より〕
・自分が救命処置をすることについて全く考えたことがなかったから、いい機会になった。
・人が倒れていた時の処置方法がよく分かった。心臓マッサージは意外と難しかった。本当に起こった時はパニックにならないように、冷静に対処できるようにしたい。
・実習を受けて、心臓マッサージは思っていたよりも難しくて、消防署の方でも2分間続けることが難しいことが分かった。AEDはしっかりと周囲の安全確認が必要なことが分かった。もし、自分の目の前で人が倒れているようなことがあったら、率先してしっかりと適切な使い方、やり方をしていきたいです。
今回、実技講習を受講したことで、目の前に倒れている人を見つけた際にできることが増えたかもしれません。
しかし、本番で受講したことを冷静に全て発揮することは大変難しいことだと思います。
大人でもそうです。
このような機会を幾度も捉え、今後も学習を重ねてほしいと思います。