「いつでも 誰にでも さわやかに」
今年度海士中が掲げる挨拶のテーマは、「いつでも 誰にでも さわやかに」。
海士中生は毎朝登校すると、校長室、職員室で挨拶をします。「おはようございます!」と、とても気持ちのよい挨拶をする生徒が多く、朝から清々しい気持ちになります。
一方で、校長室や職員室に向かって「おはようございます」とは言うものの、部屋にいる校長や職員と目を合わせることなく通りすぎていく生徒もいます。
そこで、5月から校長室の入口に掲げてあるのが、表紙の写真のカードです。
「校長は挨拶を返します。が、校長室は挨拶を返しません。」
この言葉にはどんな意味が込められているのか。朝終礼で話をしたり、学級通信で取り上げたりした学年や、挨拶について目標を設定して日々取り組んでいる学年もあります。
それから2ヶ月。
今まで「校長室」に挨拶してしていた生徒が、少しずつ、「校長」に挨拶をするようになりました。
そのことを職員室で教職員に伝える校長の声からは、嬉しさがあふれていました。
校長室から始まった海士中生の「形式的な挨拶からの脱却」。海士中生が地域に出かけたときにも、「いつでも 誰にでも さわやかに」挨拶する姿がたくさん見られることを期待しています。