防犯教室(2/19)
浦郷警察署と隠岐の島町警察署から職員の方に来ていただき、[防犯教室]を行いました。
内容は、「インターネットトラブルの事例と対応について」です。
警察署は、ネット上で起こっている様々なトラブルについての情報を持っています。
ネット上で起こっている実際のトラブルを教えていただき、生徒が自らのメディアとの付き合い方について振り返り、今後の付き合い方について考える機会にしました。
また、犯罪の被害者や加害者にならないための適切な行動について考える機会にもなるよう、署員の方に話していただきました。
署員の方は具体的な出来事を話しながら、ネット上のトラブルが多岐にわたっていることを教えてくださいました。
そのような話から、ネットとの付き合い方のポイントをおさえていきました。
・SNS被害から身を守るために、最小限「会わない、載せない、送らない!」
(ストーカー被害者の46%、加害者の36%は年齢が10・20代であり、誰もが被害者、加害者になる可能性がある。)
・いじめについては、「いじめ防止対策推進法」という法律がある。
ネットを通じて行なわれるいじめも、この法律に触れるものになる。
・加害者になった場合、少年でも逮捕される場合がある。
(画像を拡散しただけで数百万円の賠償金を求められた事例もある。)
「隠岐に住んでいるから安心・安全というわけではない。
インターネット上の被害は全国的なものになっている。」という話を署員の方がしてくださいました。
一度、ネット上に発信したものは端末で消しても完全に消すことはできません。
誰かが違うところで保存していたり、警察が調べれば見つけ出したりすることができます。
生徒だけでなく全ての人々が、「発信に適した内容なのか」、ネット上で何かを発信する前にきちんと判断できる力を身につける必要がありますね。